Piano Studio Aiko

* ピアノ スタジオ アイコ *

2017.03.08 (水)



中学の時に電車通学がはじまって、谷町線で毎日天王寺まで行く24分・・・・だったかな?その間に本を読むことを覚えて以来、本を読むことが好きな私。


いつも何かしらの本を読んでいることが多いですが、今回読んだのはとっても良かった!!!!!


今年の直木賞受賞作、恩田陸さんの蜜蜂と遠雷!!





恩田さんの本は前にも何冊か読んだことがあったので、読みやすい作風なのは知っていましたが、これは音楽をしている人に是非よんでほしい・・・・!

だって題材がピアノのコンクールだから!


ピアノを題材にした本は、さよならドビュッシーや、シューマンの指、アーモンドチョコレートのワルツ???みたいな名前の、などいくつか読んだけど、ダントツ良かったです!!!


恩田さん、この本を書くのにどれ位の取材をしたんだろう。。。
どれだけ曲の勉強をしたんだろう・・・・



音楽に向き合ってないとわからないことや、感情、内情、曲の解釈などなど読んでいて本当に驚きの連続。


例えば、

彼らは幼い頃からいったいどれくらいの時間をあの黒い恐ろしい楽器と対面して費やしてきたことか。
どれほど子供らしい楽しみを我慢してきたことか。


とか、


あれだけの投資をしても決して見合うことなどないこの商売が、いったん「あの瞬間」を体験してしまえばその苦労が全て帳消しになってしまう程の歓びを得られる。
結局、誰もが「あの瞬間」を求めている。
いったん「あの瞬間」を味わってしまったら、その歓びから逃れることはできない。



と、書かれているんです!!

それだけでなく、登場人物がコンクールで演奏していく曲も、実際に流れてくるかのように音楽を言葉で表現するのが見事すぎて、何度も何度も読み返す部分もありました。

話がすすんでいくと、曲を聴きながら読みたくなり、例えばラフマニノフのコンチェルトを演奏しているときはラフマニノフをかけながら読みました。

そのおかげで、本ではラフマニノフのコンチェルトを弾いているのは2~3ページですが、聞きながら読むと30分以上かかってしまい、意外と時間はかかりました。

ちなみに、学校からの帰り道にそれをしていた為、気づけば3駅乗り過ごしていました( ̄□ ̄;!!!

まぁ、そんなこともしつつ、楽しみながら読みました。


いいなあ。
いいなあ。ピアノっていいなあ。




とストレートな言葉で書かれている終盤はとっても心に響きました。


少し長いけど、コンクールの予選から本選まで色々な出演者がでてきてとっても読み応えがありました!!




是非、みなさん読んでみてくださいね(●^o^●)!!



さーて、次は夫が買ってきた校長先生の本を読みます(*^_^*)


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