Piano Studio Aiko

* ピアノ スタジオ アイコ *

2014.05.16 (金)

学校の仕事も新学期から新しい学年を持ち始め1ヶ月が経ちました。

生徒たちが、初めて接する私を「どんな先生やろ???」と探ってきているのはよーく伝わります。
何事も最初が肝心!!
最初に「あ!この先生の授業楽チンや!」と思われると1年間授業をしづらいので毎回この時期は特に気合を入れて授業をしています。

ついこの間の事。
休み時間にピアノを弾いている中学1年生。
授業後にピアノを弾きたがる生徒が多いので、よくある光景なので何気なく聴いていたのですが・・・・

ん?!この子、めっちゃ上手やん!
とっても軽やかにチャイコフスキーの曲を弾いている!!!
およ?!と、思い聞き耳を立てることに。

すると明らかに上手なので、周りにいた子たちに「他にも何か弾いて」とリクエストされています。
心の中で私も「うんうん、弾いて弾いて!」と、思っていると、

「えー、、他弾ける曲無いなぁ。。。うーん、じゃあ、、、」

と言って弾き始めたのはたった今授業で鑑賞したヴィヴァルディの「春」を耳コピして伴奏をつけてアレンジして弾きだしました!!

おお!この子、上手やん!
よく弾けるし、耳もいいやん!!

と、確信した私はその子の元へ行き、上手やね!今、他にどんな曲習っているの??

と話しかけると、「ピアノは受験前に辞めてもうしてません!」という答え!!
私も、周りにいた子も、「えぇー!もったいない!なんで辞めたの?!」と驚いていると、

「お母さんにもピアノの先生にも勿体ないって言われたけど、、、でも続けるんやったら練習しないとあかんし。。。
私、毎日練習するの嫌やねん。」

と言うのです。
発表会でドレス着て舞台で弾くのは楽しいと思うけど、1日楽しい思いをするために毎日毎日練習しないといけないと思うと、やっぱりそこまで努力してピアノはしたくないそうです。

すごく指も回っていたし、音楽的でもあったし、オマケに耳も良いし、、、
私としては勿体ない!!!と、思いましたが、同時に[練習をしないでピアノを続ける]という選択肢が彼女には無いことに感心もしました!

ピアノを習うからには練習をしないといけない。
お母さんや先生からは褒められるけど、私はあんまり練習が好きじゃない。
練習をしないでピアノを続けることはできない。
だから辞めよう。

とのこと。
私個人の考えはやっぱりこれだけ弾けるのに残念という思いは否めなかったし、
趣味で楽しく勉強合間のリフレッシュがわりにでも、ピアノを続けていけばいいのにな、、、と思いましたが、
彼女の考えは筋が通っていて、とてもシンプル。
おそらく、今まで毎日真面目にピアノの練習をしてきたんだろうなと思いました。

真面目に練習してきたからこそ、あれだけ弾けるんだろうし、
真面目に練習してきたからこそ、練習もしないでピアノを続けるべきでない という考えになり辞めたのでしょう。


ピアノを続けていくということは、時に何かを犠牲にたり、諦めたりしなければいけないこともあると思います。

例えば毎日のことだと、ピアノの練習の為にテレビを見る時間が短くなったり、
友達との遊びを少し早めに切り上げないといけなかったりがあると思います。

私も子供の事、いくつものことを犠牲にして、諦めて、ピアノに取り組んできました。
クラスの友達が歌番組を見ている間、私はいつもピアノの練習だったので、流行りの曲にはまったくついていけなかったし、みんなが見ているドラマも全然見ていなかったし、
中学の時には多くの友達が学校からの短期語学研修でカナダに行っていましたが、ピアノの練習をしないといけないとわかっていた私はそれに行きたいと両親に言い出せず諦めたこともありました。

あの時は「なんでこんなに・・・・」と思ったことも多々ありましたが、毎日少しづつの「犠牲」や「我慢」があったからこそ、今、こうして音楽に囲まれて生活できていると思うとあの時がんばっていてよかったと思っています(^^)♡

あっという間に時間は経ち、気が付けば発表会まで1ヶ月を切りました。
ラストスパートです。
みなさん、気合を入れ直し、練習に励んでください!!
良い演奏をするためには毎日の集中した練習が不可欠です!!
日々の練習を大切に、1ヶ月後の自分自身の為にがんばりましょう。
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